駐車監視員ともめると厄介
駐車禁止は外見上違反していれば一律に取り締まりを受けます。
私はそれがもっともフェア(少なくとも法治国家においてベターな選択肢)だと思っていますが、確かに、取り締まられる側にもそれなりの理由があるのも事実だと思います。
・ほんの数分だったのに・・・
・対して誰にも迷惑かけてないのは明白じゃないか・・・
・確かに違反したけど、それなりの事情だってあるんだ・・・
確信犯的な駐禁の常習者は論外ですが、やむを得ず、あの時は一瞬のあいだ駐車するしか選択肢がなかったんだって人は結構多いと思います。
そして、駐禁ステッカーを貼られると、ほぼ反則金化放置違反金を払う羽目になることは確実です。
確かに今の規制が、合理的で必要最小限の規制であるかどうかは私にはわかりません。
その地域ごとに駐車上やの交通実態は様々でしょうし、駐車禁止違反の対象となる時間に幅を持たせるなど、改善の余地はあるのかもしれません。
ですが、規則は規則です。
現状そう決まっているのであれば、遵守する以外にありません。
そして私たちが、絶対にやっちゃいけない行為があります。
それは、駐車監視員の人ともめたりトラブルを起こしたりすることです。
たとえ愛車をレッカー移動されてもです。
最悪、逮捕されます。公務執行妨害で。
これまでにも執行猶予付きの有罪判決を受けて、実名入りで報道された人もいるようです。
当然そうなりますし、これを取り締まらなければ、気に入らないからと言って暴言、暴力がまかり通ってしまいますので、模倣犯を減らす意味でも見せしめ的な側面もあるでしょう。
駐車監視員はみなし公務員
駐車監視員の立場を考えてみるとわかりますが、いそがしい警察官の業務を代行している側面があります。
よって、駐車監視員の方たちはみなし公務員といって、業務上、そして立場上ほぼ公務員として扱われることになるのです。
なので、「数分止めただけだろ、ふざけるな」
なんていって、胸倉をつかんだり、身体を小突いたり、突き飛ばしたり、頭をはたいたり、揉めるようなことをしたら、公務を邪魔しているとみなされ、完全に公務執行妨害になります。
むしゃくしゃする気持ちがある人もいると思いますが、そこはグッとこらえましょう。
どんな理由があったにせよ、ルールを破ってしまったことには変わりがないのですから。
そして、当たり前ですが暴力をふるって暴行するなんてもってのほかです。
一瞬の誤った判断が、あなたの今後の人生を大きく狂わせることにもなりかねません。
禁止されてる場所で駐車せずに、事前に駐車場やコインパーキング、パーキングメーターやパーキングチケットなどを押さえておいて、そのような駐車を合法的にできる場所止めるようにしましょう。